【妊娠初期】妊娠届について
妊娠が分かり、病院から「妊娠届を出してください。」と言われた方もいるかもしれません。
初めての妊娠という方の中には、妊娠届をいつまでに出せばいいのか、どこに出せばいいのか分不安を感じている方もいるでしょう。
今回は、妊娠届について詳しくご紹介していきます!
ポイント
- 妊娠届の概要
- 妊娠届はいつどこに出せばいいのか手続きまとめ
妊娠届の概要
妊娠届とは、妊娠が分かったことをお住いの自治体に届ける用紙のことです。
母子保健法では、妊娠が分かったら市町村長に届け出るように記載されています。
妊娠届は義務ではありませんが、妊娠届を出すことで母子手帳がもらえます。
さらに市町村によっては、各種サービスや妊娠検診の補助券が配布されることも少なくありません。
可能な限り、妊娠届けは出した方がいいでしょう。
妊娠届はいつどこに出せばいいのか手続きまとめ
妊娠届はいつまでに出せばいい?
いつまでに出せばいいか、期日はありません。
ただし、妊娠が分かる5週から8週あたりで提出される方が大半です。
厚生労働省では、11週までを一応の目安にしています。
病院で心拍が確認できたら、妊娠届について考え始めるといいでしょう。
不安な方は、病院に妊娠届を出していいか聞くこともおすすめです。
(妊娠の届出) 第十五条 妊娠した者は、厚生労働省令で定める事項につき、速やかに、市町村長に妊娠の届出をするようにしなければならない。
(参照:厚生労働省 母子健康法)
妊娠届の用紙はどこでもらえる?
妊娠届に必要な用紙は、病院か市町村の窓口でもらえます。
お住いの自治体のホームページで確認できるので、チェックしてみましょう。
また一部自治体によっては、オンラインから妊娠届出ができます。
つわりが辛い、忙しいというプレママは、お住いの自治体が対応していないか確認してみてください。
妊娠届に必要なものは?
必要なものは、
- 妊娠届
- 本人確認書(マイナンバーや免許証、パスポートなど)
- 個人番号確認書類(マイナンバーや通知カードなど)
です。
もし代理人に妊娠届出をお願いする場合は、委任状と代理人の本人確認書類を用意してください。
委任状はホームページからダウンロードできたり、見本の書式が公開されていたりするので参考にしてみましょう。
また自治体によっては、代理人が提出する場合は後日妊婦本人に電話で確認がある場合も少なくありません。
代理人で行く方は、この後の流れをよく確認しておくといいでしょう。
<参考 ※地区ごとに異なります>
(参照:琴浦町 子育て応援課)
また自治体によっては、印鑑が必要なところもあります。
慌てないように、事前に用意しておくといいですね。
妊娠届を提出する場所は?
自治体によって異なりますが、各役所や保健センターという場所が中心です。
受付時間も自治体によって異なりますので、自治体のホームページを確認してください。
感染症を予防するために、妊娠届出を予約制にしているところもあります。
行く日についても、事前に届け先と相談しておくといいでしょう。
妊娠届の内容について
妊娠届の内容は、自治体によって異なります。
多い例は、以下のようなものです。
- 名前
- 住所
- 個人番号
- 家族
- 出産予定日
- 妊娠について(週数や回数、経過)
- 健康面について
- 生活状態について
届け出に行く前に、記入しておくとスムーズです。
なお妊娠届は、未婚や入籍前でも提出できます。
その場合は、妊娠届に夫や父親を書く欄は空白でも問題ありません。
妊娠届を提出する際の注意点
妊娠届を提出する際、母子手帳にあわせて副読本などが配られることがあります。
大きめのカバンを持っていくと便利でしょう。
さらにその後、保健師と面談を受けることもあります。
保健師との面談では妊娠に対する悩みや相談を聞いてもらえることもあるので、質問があれば訪ねてみるといいでしょう。
保健師との面談は、後日オンラインでも実施している自治体もあるので、こちらもあわせて確認してください。
妊娠届を出した後は?
妊娠届けを出した後は、自治体による妊婦向けのサポートが受けられます。
自治体によっては妊婦の家庭訪問があったり、両親学級の案内などがあります。
定期的に連絡を取ってサポートしてくれる自治体もあるので、初めての妊娠に不安を感じる方は頼ってみることもおすすめです。
さらに母子手帳や補助券が手に入るので、妊娠検診の際は持参するようにしましょう。
母子手帳はこの後子供の健康や予防接種の管理にも必要になります。
無くさないように大切に保管しておきましょう。
その後無事に子供が生まれたら、改めて出生届を提出しましょう。
妊娠届は妊娠が確認できた段階で、早めに出すことがオススメ!
どのような形式かは自治体によって異なるので、お住いの自治体のホームページや問い合わせで確認したうえで提出するとスムーズです。
自治体によってはオンライン対応しているので、つわりで外出は難しそうという場合に積極的に活用してみるといいですね。
お母さんになる実感がわいて、赤ちゃんに会える日がより一層楽しみになることでしょう。
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