【オススメ】チャイルドシート選びのポイントと人気商品の紹介
道路交通法でも定められている通り、交通事故の被害から幼児を守るため、6歳未満の幼児を車に乗せる際は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。
様々な人気メーカーからチャイルドシートが販売されていますが、いったいどのように選べばいいのでしょうか?
実際に種類や安全性を比較しながら見ていきましょう!
選ぶ際のポイント
①安全性
②取り付けやすさ
③乗り降りのしやすさ
④機能
⑤手入れのしやすさ
⑥費用
なぜチャイルドシートが必要か?
警察庁の調べによると、令和3年中のチャイルドシート使用者率は79.5%と言われており、扶養者の致死率は適正使用者の約5.3倍と言われています。
(参照:警視庁HP)
適切な方法でシートベルトを付けることは、運転に集中することはもちろんですが、何かあった時も幼児がベルトから分離してしまったり飛び出しを防いでくれるのです。
正しい方法で身体の大きさに合ったチャイルドシートを選び、装着することが幼児の命を守ってくれます。
購入のタイミングは??
まず、ご自宅に車があり、産後病院まで迎えに行くことを予定しているのであれば、必ず産前に購入しましょう。
また、慣れるまでは装着に手間取ったり、誤ってつけることで危険を及ぼすことが考えられるため、必ずご自身の車に正しく装着が出来るか、各メーカーが発表している適合表を基に予め確認が必要となります。
チャイルドシートの選び方は??
選び方の目安として、お子様の月齢(=おおよその体重)を目安にすることをお勧めします。
月齢の目安は大きく分けて2種類あります。
新生児の場合はベビー・チャイルド兼用タイプを購入するとよいでしょう。
1歳からはチャイルド・ジュニアタイプを選択すると良いかと思います。
分かりやすい違いとしては、ベビー・チャイルド兼用タイプは幼児の向きが進行方向に対して後ろ向きだということ。
安全機能が充実している商品が多く、お子様も安心して快適に過ごせる商品が多いことも特徴です。
安全性について
使用する時期が決まったら、商品の安全基準を確認しましょう!
国土交通省が定めている安全基準をクリアしたチャイルドシートを選びます。
(参照:https://www.mlit.go.jp/jidosha/child/)
近年は最新の安全規則「R129」 という新しい基準ができました。
「R44」は前後からの衝撃を守るものでしたが、前後の衝撃に追加しドア側(側面)の衝撃からお子様を守るものです。
また、R44は月齢(=体重)に合わせて商品を選んでいましたが、新規則R129は身長に合わせて商品を選びます。
また、後ろ向きでのチャイルドシートの取り付けは背中の広い面で衝撃を受け止めるため、加わる力を分散さえ、身体へのダメージを軽減させます。
ご自身が選択したチャイルドシートがどちらの規則に則っているか事前に知っておくとよいでしょう。
取り付けやすさについて
取り付けは、「ISOFIXタイプ」と「シートベルトタイプ」の2種類があります。
ISOFIXタイプは、車に搭載されている金具にチャイルドシート本体を差し込んでチャイルドシートを簡単に固定することが出来ます。
シートベルトを使わずチャイルドシートと車の固定金具を連結するだけの誰でも簡単に確実に固定できる取り付け方法です。
そのため力のない女性や高齢の方でも確実に取付をすることができます。
楽な姿勢でスムーズに取り付けが出来るので、親の身体への負担も軽減されます。
注意すべき点は、全ての年式の車に対応していないところ。
2012年7月以降に国内生産された全ての乗用車は基本的に対応していますが、それ以前の年式のものには対応していません。
もしご自身の車が対応しているか不明な場合は、車の取扱い説明書を確認するか又は後部座席をみてみましょう。後部座席にISOFIXのタグがついていれば対応しているはずです。
心配な場合は車の取扱い店やディーラーに確認してみるとよいでしょう。
一方、シートベルトタイプは車の3点式シートベルトをチャイルドシートに巻き付けをし固定をします。
馴れるまでは大変で特に狭い車内で乗せ降ろしのたびに巻き付けをするのは力の弱い女性にとっては重労働です。
また、取り付け方の間違いも多く、腰ベルトの締め付け不足になる場合が多いと言われています。
間違った使い方では、安全に赤ちゃんを守るはずが事故の原因になることも考えられます。
きちんと説明書を読み、正しい方法で装着することで、赤ちゃんを危険から守りましょう。
(参照:https://life.pintoru.com/child-seat/how-to-install/)
乗り降りのしやすさについて
回転式・ベッド式などがありますが、乗り降りするドア側に向けることが出来る回転式が乗り降りの際スムーズです。
腰を曲げて重たいものを持つため、出来るだけ楽な姿勢を保った状態で出来る商品をオススメします。
さらに、低床設計だと乗せる位置が低く、月齢が低い幼児を抱っこして乗せる場合にもスムーズに行うことが出来ます。
また流行のコンパクトカーなどの狭い車内でも圧迫感を与えません。
機能について
快適性が上がると子供もご機嫌が続きます。
リクライニングの調整が可能な製品や、通気性や太陽光から守るサンシェード付きなど。
もちろん機能が多くなればなるほど価格にも反映されますが、最低限必要なものがある製品を選ぶなど、優先順位を決めて選ぶようにしましょう。
手入れのしやすさについて
よだれや吐き戻し、大きくなっても食べ物の食べこぼしなど、カバーの洗濯が必須となっていきます。
パーツが少なく、取り付けが出来るだけ簡単なものを選ぶとよいでしょう。
費用について
ISOFIXタイプ、シートベルトタイプともに相場は20,000~40,000円ほど。
ただし、ISOFIXタイプは別途台座の購入が必要になるので、50,000円ほどになることが予想されます。
また、レンタルをする場合は、長い期間で借りるというよりも、必要な時だけ1週間など期間を区切って借りることが多いようで、そのような価格設定をされている会社が多いように感じました。
1週間前後のレンタルで、10,000円程度となっております。
日常的に使用を検討されている方は、購入したほうがお得といえます。
pick up item
アップリカ・カトージ・石崎家具など様々なメーカーから商品が販売されています。
オススメチャイルドシートをピックアップ!
ISOFIXタイプ
コンビ 「THE S ISOFIX エッグショックZC-690」
アップリカ・チルドレンズプロダクツ 「フォームフィット ISOFIX セーフティープラス」
シートベルトタイプ
ISOFIX・シートベルトタイプ 兼用
ブリタックスレーマー 「ADVANSAFIX i-SIZE」
カーメイト 「エールベベ パパット2 プレミアムCF532」
ハハカラでは、チャイルドシートを取り扱っております。
出産、育児に関するベビー用品のことならハハカラで解決!